本日、2023年度の出生率が1.20と過去最低を更新したいうニュースがありました。
去年1年間に生まれた人の数は72万7,277人(前年比約4万人減少)とのこと。
私が生まれた年の出生率と生まれた人の数を確認するとこちらの数字でした。
出生率:1.85
出生数:183.3万人
昨年と比較すると出生率は、1.5倍、出生数は2.5倍も!!
人口減少はもちろんですが、今も、そしてこれからはもっと生産年齢人口が減る事が確実です。
浜松市のホームページで調べてみると、これからの人口予測はこんな感じです。
2024年 776,928(5月の最新情報)
2030年 747,511(‐29,417 2024.5から)
2035年 723,542(‐23,969 2030年から)
2040年 694,887(‐28,655 2035年から)
2045年 664,406(‐30,481 2040年から、-112,522 2024.5から)
21年後の2045年には、今よりも11万人超も人口が減る予測です。11万人というと、ちょうど今の掛川市の人口(115,109人/2024年4月30日時点)と同じ数です。
こうやって具体的に数字で見るとかなり大きなインパクトがあります!
約20年後、今の掛川市と同じ人の数が、浜松市から減ることが予測されているのですから。
生産年齢人口(15歳以上65歳未満)を見てみると…
2025年 452,614
2030年 437,236(‐15,378 2025年から)
2035年 414,501(‐22,735 2030年から)
2040年 382,159(‐32,342 2035年から)
2045年 358,451(‐23,708 2040年から、-94,163 2025年から)
2045年は今よりも9.4万人の生産年齢人口も減る予測ということは…今の袋井市(88,047人/2024.4月時点)以上も減るんですよね!!
約20年後には、今の袋井市と同じ数の生産年齢人口が、浜松市から減るという予測なのを私は今、認識しました。
ビジネス視点で考えると、人口、特に生産年齢人口が減るという事は、今以上に人材確保のハードルが高くなり、自社事業に携わる人が減る未来が予測される、という事です。
事業のデジタル化やDX化を推進し、事業の継続と発展を図りながら、自社の魅力を伝え続ける事が求めている人材を確保するために重要な手段となるはず。
何をどこにどのように伝えていくのか、取引先様、そしてこの地域の今の最善を見極めながら、一緒に改善していきたいと数字を見て改めて思いました。