代表 かね田の想い&考え

やらないことを決めて、正しい商売をする

独立してから徐々に「やらないこと」と「やりたいこと」が明確になりつつあります。
やりたいコトも大事ですが、「やらないこと」を決めるとやりたいコトに集中できるのです。

株式会社えんむすび としてやらないこと(なるべくやりたくないこと)を1つ紹介します。

株式会社えんむすびの「やらないこと」は「急な案件を受ける」です。

「急な案件」というのは、アポイントなどすぐできる事ではなく、完了まで多くの時間(労力)が掛かる仕事です。

過去いくつか急な案件をお受けしたことがあり、お互いにとってあまり良い結果にならない割合が高かったため、「急な案件」はやらない(できるだけお受けしない)ことに決めました。

急な案件をご依頼いただく時は、締め切りがかなりタイトな状態になってから相談をいただく事が多いです。
ご相談いただくのはとてもありがたいのですが、お受けする事によって、その時進行している他案件や予定していた他案件に少なからず(時にとっても)影響があり、調整する必要がでてきます。

他案件の期日をそのお客様に連絡して進めている場合がほとんどで、調整のために連絡を取り期日を変更していただくこともあります。お客様は「大丈夫です」と言ってくださっても、約束を破ってしまうことになってしまうのです。
どんな約束も守ることで信頼に繋がっていくので、一度決めたことはできる限り変えたくないと考えています。

また、無理に急ぐ仕事は、精度も荒くなりがちですし、確認する時間も普段より少なくなったりし、結局納品するものの完成度が普段よりも低くなることが往々にしてあります。
それは依頼いただいた方にとっても私たちにとっても良い結果とは言えません。

ということを何度も経験し、お客様が納得いただく中で余裕のあるスケジュールで仕事を進めることを常に心がけています。

逆に私がやると決めているのは、「正しい商売をする」です。
「正しい」という言葉には、ある程度の幅を持たせていますが、迷った時は、「正しい商売」とは何かに照らし合わせて判断をしています。

「正しい」判断を常にできるように、日々精進です。

「正しい商売」をすることで、お客様や仲間から感謝され、その結果として売上が積みあがっていくような事業をしていきたい、と考えています。

やらないことを決めると、やりたいことがより明確になったり集中できるようになってきたと感じます。
やりたいことをし続けられるように、姿勢を正して進んでいこうと思います。