磐田商工会議所青年部会「むすびの会」政策提言委員会の活動
9月に実施したセミナー「デジタル化が描く地域の未来@磐田」は私が委員長を務める政策提言委員会の取り組みの一環です。
今年度、委員長というお役をいただき、副会長の松野さん、副委員長の加藤さん、伊藤さん、委員会メンバーたちと一緒に、政策提言書の作成と提出という大きな目標に向けて楽しみながら、そしていろいろと考えながら委員会活動を進めています。
昨夜も19時から磐田商工会議所で12月度の委員会を開催し、今年度の政策提言書の方向性を検討&決めました。
活発に意見を交わし、参加してくれたみなさんの同意を得ながら、とても充実した時間を共にすることができました。楽しかった!
「静岡大学 情報学部 笹原ゼミ」との取り組み
今年の政策提言書は、「地域産業や事業者のDX化」を掲げて進めています。その中の取り組みとして、静岡大学 情報学部 情報社会学部の笹原教授のゼミ生(3年生4名)と10月より活動をスタートしました。
地域産業や企業のDX化に向けての取り組み、またその課題、そこから見えてくる改善アイデアなどを政策提言書に盛り込みたいと考えています。
私たちとは違う視点はもちろん、ゼミ生たちの素直な感覚や捉え方はきっと私たち地域事業者にとって刺激があるでしょうし、学生たちにとっても社会に出る前に、社会の一面を深く知る事ができるこの取り組みは双方にとって取り組む理由があると思っています。
まずは”磐田”を知ることから
4名の学生さんたちは、浜松や愛知県出身で磐田の隣町で勉学に励んでいますが、”磐田市”に訪れたことなく、”磐田市”の事をほとんど知りませんでした。
DX化の現状を把握したりする前に、”磐田市”はどのような地域なのか、特色があるのか、魅力は何?など前提を知って体験することが必要、ということで先週、笹原教授と4名のゼミ生と一緒に磐田市体験ツアーを行いました。
ヤマハコミュニケーションプラザ(産業)や見附天神(歴史)、福田漁港(水産業)、竜洋キャンプ場(観光)を見て体験しながら周り、むすびの会清水会長が経営される第一商事さんを訪問(産業)したり、中身の充実した体験をしていただきました。
磐田商工会議所の方や磐田市産業政策課の後藤さんにも協力いただき、磐田市に関する知識や方向性、それぞれの役割などを理解する機会を作っていただいたり、学生さんたちだけでなく、私たち委員会メンバーも地域を再確認しながらのツアーでした。
3月の政策提言書の提出に向けて、スケジュールも決まり、あとは昨夜決めた方向に向かって走るのみ。
3月にはきっとやり切った達成感が待っていることでしょう、それまで委員会メンバーと学生たちと、手と体と頭を動かし、納得のいく政策提言書を作るべく、進んでいきます。