昨日紹介したTokyo Innovation Base (TiB)と同じ建物(SusHi Teck Square) の1階で開催されていた「人間×自然×技術=未来展」のブースのひとつ「サイバーボッチャ」を体験してきました。
サイバーボッチャは、少し小さめのコートにカメラが設置してあり、そのカメラでジャックボール(白いボール)や赤、青ボールの位置を自動で計測してモニターにその距離と次にどちらがボールを投げるのかを表示するもの。
デジタル化をすることで、ボールを投げる選手がいる位置からボールの位置が離れているので、赤、青どちらのボールがジャックボールの近くか都度確認しに行かなくても良くなります。
このブースのスタッフの方が、カメラの位置がずれると計測がうまくいかない事もある、とおっしゃっていましたが、柱を立ててカメラを設置するのではなく、将来的にはドローンを使った計測もあるかも!と思いました。
カメラを搭載したドローンをジャックボールの上に自動で飛ぶようにプログラムし、あとはボールごとの位置を計測することは、近い将来実現するのではないでしょうか。
広い体育館でたくさんのコートで同時に繰り広げられるボッチャの試合では、設備を設置するのも大変でしょうし、小型のドローンでしたら、持ち運びもしやすく、場所を選ばないですし。
画像データを数値データにすれば、スコアや勝敗もデジタル化でき、運営スタッフの負担も減るのではないでしょうか。
ボッチャにもデジタル化が導く未来が描けそうですね!
フラッと軽い気持ちで寄った展示会は、たくさんのスタッフのみなさんがブースごとに丁寧に説明してくださったり、興味深いものばかりでした。
芸術的な展示や、ドローンやボッチャ、富士山の近くをまるで飛んでいるかのようなVR体験など、いろいろ楽しめたり、作品ごとの想いや背景も面白かったです。
入口正面にある大きなスクリーンを使った映像は、立ち位置によって没入感を楽しめて、インパクトがある展示でした。
前日にはメディア向けのプレスリリースも大々的に行われていたようですし、東京で少し時間がある方にとっては未来を体験できる展示だと思います。
人間×自然×技術=未来展
【期間】2024.6.19~2024.9.23
【場所】東京都千代田区丸の内3-8-3 SusHi Teck Square 1F Space
【料金】入場無料
【休業】月曜
【HP】https://www.tokyoartbeat.com/venues/-/sushi-tech-square