10月は「臓器移植普及推進月間」ということご存じですか?
浜松城やホテルコンコルド浜松、聖隷浜松病院、遠州病院、浜松ろうさい病院、磐田市立総合病院、掛川城が緑色の光でライトアップされる「グリーンライトアップ」が開催されます。
10月16日の「グリーンリボンデー」を中心に、著名なランドマークなどをライトアップする「全国GREEN LIGHT-UP Project」が静岡県内でも行われます。
移植医療のシンボル「グリーンリボン」にちなんだライトアップを実施することをきっかけとして、移植医療についての理解を深めてもらったり、臓器提供の意思表示について考えていただくことを目的としている。
とのこと。
10月1日からライトアップされている磐田市立総合病院を皮切りに、静岡県西部にあるランドマーク的なお城や大きな病院がグリーンな姿になるのです。
私たちの地域で開催されるグリーンライトアップの情報を簡単にまとめます。
- 浜松城:10/11~18 (日没~22:00)
- ホテルコンコルド浜松:10/11~18 (日没~明け方まで)
- 聖隷浜松病院:10/16~31 (常時点灯)
- 浜松ろうさい病院:10/11~15 (日没~21:00)
- JA静岡厚生連遠州病院:10/2~31 (日没~明け方まで)
- 磐田市立総合病院:10/1~31 (18:00~翌6:00頃)
- 掛川城 :10/2~31(日没~22:00)
先日、ドナーの数が伸び悩んでいるネットニュースにもなっているのをご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
日本では、人口100万人当たりの臓器提供者数は0.62人だそうです。日本以外だと、米国41.88人、お隣の韓国は8.56人とのこと。日本はアメリカ、韓国と比較するとドナー登録の割合が少ないですね。
「臓器移植」は、私たちの生活の中では縁遠い気もしますが、いつ自分が提供者になるかや提供してもらう側になるかは誰にも分かりません。
その時が来る確率は少ないかもしれませんが、いつかが来た時ではなく、事前にドナー提供の意思表示をしておく、家族間で話あうなどのアクションができると良いですね。
まずは、自分や自分の家族だけで良いと思います、みんなが臓器移植のことを考えて話をしたりすることが、日本の臓器移植の普及や発展につながります。
ライトアップされているお城や病院を見たら、「10月は臓器移植普及月間」ということを思い出してください。意識することから、始めてみませんか?