7月6日のFM Haro!「カネタサトシのご縁をつなぐチャンネル」の放送日でした。
今回は、静岡大学情報学部の後藤健太郎先生をゲストにお迎えしました。
後藤先生には昨年に続いてご出演いただきました。
今回ご紹介いただいたのは、静岡大学情報学部が主催する「高校生探究情報コンテスト」です。
このコンテストは、高校生が取り組んでいる探究活動や課題研究を発表し、お互いに質問や意見交換をする場。
放送した番組のアーカイブはこちららからお聞きください。
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高校生の「探究」を発表する場所
最近は、小学生から高校生まで「探究学習」という言葉をよく聞くようになりました。
自分が興味を持ったことを調べたり、実験したり、データを分析したりしながら、自分なりの答えを探していく。
大学の研究にも近い活動ですよね。
でも、せっかく一生懸命取り組んでも、発表する場所がなかなかない。
そこで、静岡大学情報学部が「高校生が自分たちの探究活動を発表できる場をつくろう」と始めたのが、このコンテスト。
昨年は静岡県内だけでなく、広島や関東など全国から約20校が参加されたそうで、144件ものエントリーがあり、その中から57件が発表されました。
地元の高校生を対象にしたイベントとして始まったものが、ホームページなどを通じて全国から応募が集まるようになったのはすごいことですね。

テーマは自由!
このコンテストの面白いところのひとつが、探究するテーマが限定されていないこと。
静岡大学情報学部が主催しているからといって、プログラミングやAIなどのテーマだけではありません。
例えば、
心理学的な実験。
野菜の収穫時期をデータ分析する研究。
浜松地域の織物に着目し、どう活用すれば多くの人に喜んでもらえるのかを考える研究。
本当にさまざまだったとのこと。
「情報」という言葉自体が、実はとても幅広いものですからね。
人の行動や心理も情報ですし、地域の文化や産業をデータとして分析することも情報です。
そう考えると、テーマを限定しないというのも、このコンテストならではの面白さなのかもしれません。
ポスター形式だからこそ生まれる交流
このコンテストは、発表形式も少し特徴があります。
一般的なプレゼンテーションのように、ステージに立ってパワーポイントを使って発表するのではなく、ポスター形式で発表するんです。
大きなポスターの前で、自分たちが取り組んできたことを説明する。
そして、聞いている人が気になったことを質問する。
今年からは発表と質疑応答の時間も設定されているそうですが、発表者と参加者が近い距離で交流できる形式になっているのは面白いですし、研究が身近に感じられるのかもしれません。
一方的に「発表して、審査員が評価する」というだけではないように考えられているのもさすがです!
「それってどういうこと?」
「なぜそう考えたの?」
「もっとこうしたら面白いんじゃない?」
そんなやり取りが生まれることで、自分たちだけでは気づかなかった視点を得ることができそう。
実は、大人も刺激を受ける
僕自身、昨年は行きたかったのですが、残念ながら参加できませんでした。
今年こそはぜひ見に行きたいと思っています。
というのも、こういう高校生の発表って、大人が見てもかなり刺激を受けると思うんですよね。
大人になると、
「こんなことを言ったらどう思われるかな」
「これは現実的じゃないかもしれない」
と、自分でブレーキをかけてしまうことがけっこうありますし…
でも、高校生が自分の「好き」や「疑問」を出発点にして、自由な発想で探究している姿を見ると、私たち大人も「もっと自由に考えていいんだ」と気づかされる良いきっかけになるかもしれません。
完成した研究だけではなく、まだ途中の段階でも発表でき、専門家からアドバイスをもらえるような場になっていることも、このコンテストの魅力だと思います。
今年は11月8日に開催
今年の「高校生探究情報コンテスト」は、2026年11月8日(日)に静岡大学情報学部で開催されます。
静岡大学の「テクノフェスタ」と同時開催ということで、大学のイベントと一緒に楽しむこともできます。
探究活動に取り組んでいる高校生はもちろん、これから探究活動を始める中学生や、子どもたちの活動に興味のある地域の皆さんにも、ぜひ見ていただきたいイベントです。
高校生の「知りたい」「やってみたい」という気持ちが、どんな研究につながっているのか。
僕も今年は実際に会場に行って、どんな発表があるのか見てみたいと思います。
今回の放送では、静岡大学情報学部の五藤健太郎先生に、高校生探究情報コンテストについて詳しくお話しいただきました。
ぜひ放送もお聴きください。
