私は、2023年に以前勤めていた会社を辞めて、株式会社えんむすびを立ち上げました。
早いもので、経営者になって3年半が経ちました。
「経営者になって良かったことは?」と聞かれたら、もちろん大変なこともありますが、やっぱり「良かった」と思うことの方が多いです。
会社員時代には分からなかったこと。
独立したからこそ感じられるようになったこと。
今回は、経営者になって私が実際に感じている「良かったこと」を、言語化してみます。
1.一緒に仕事をしたい人と仕事ができる
これはかなり大きい。
会社員時代は、基本的に「一緒に仕事をする人」は会社が決めたり、自分でコントロールできる範囲は限定的でした。
職場はもちろんですが、取引をする多くの会社においても「この人と一緒に仕事をしたい」と思う相手と仕事をすることを、自分で選べるようになった。
そして、仕事を通じて「この人とまた一緒にやりたい」と思える人が増えていくのです。
そして、ここから「ご縁」の大切さにもつながっていきます。
逆に、「この人とはちょっと違うな」と感じる方とは、無理に関係を続けなくても自然と距離ができていくようにも感じます。
2.「違和感のある仕事」をしなくてよくなった
独立した当初は、「仕事をいただけるなら、何でもやります」という気持ちもありました。
でも経験を重ねると、「これはちょっと違うな」と思う仕事を無理に受けなくなったのです。
金額だけではなく、
・自分が提供できる価値
・相手との相性
・大切にしている考え方
などを考えて仕事を選ぶことの大切さを実感しながら、その考えを通しやすくなったと感じています。
これは「仕事を選べる」というより、自分の仕事に責任を持てるようになったという感覚に近いですね。
3.時間を自分でコントロールできる
「経営者は自由でいいね」と言われることがありますし、実際、時間の自由度はかなり高くなりました。
・平日の昼間に人と会うこともできる。
・急に予定を変えることもできる。
・仕事をする時間も、自分で決められる。
もちろん、会社員より忙しい日もありますが、「何時から何時まで働くか」ではなく、「自分の時間をどう使うか」を自分で決められることは想像以上に大きな変化でした。
4.仕事の依頼をいただけることが、本当にありがたい
これは独立してから強く感じるようになったこと。
会社員時代は、仕事があることをある意味「当たり前」と思っていた部分もあったと振り返って思います。
でも経営者になると、「今回もえんむすびにお願いします」と言ってもらえることが、本当にありがたいのです。
売上という数字だけではなく、「自分たちを選んでもらった」ということですので。
これは、仕事をするうえで、ずっと忘れたくない感覚。
5.ご縁の大切さを実感するようになった
独立してから、仕事のきっかけが「人」から生まれることを何度も経験してきました。
新しいお客様をご紹介いただいたり、
久しぶりに連絡をいただいたり、
たまたまイベントで知り合った方から相談をいただいたり。
そこから仕事につながることもあります。
だから、「仕事は人が持ってきてくれる」という意味が、会社員時代よりずっとリアルになりました。
そして、「すぐに仕事にならないご縁」も大切にしたいという思いも強くなりました。
6.自分で考えて、自分で決める面白さがある
会社員時代は、当然ですが会社としての方針があります。
経営者になると、
・やるか、やらないか。
・どうするか。
・誰とやるか。
・どこにお金を使うか。
最終的には、自分で決めることになります。
でも、自分で考えて決めたことが会社の形になっていく面白さは、経営者ならではだと思います。
7.「自分の人生を自分で経営している」感覚がある
会社を経営するようになってから、「自分はどう生きたいんだろう」と考えることが増えました。
・どんな仕事をしたいのか。
・誰と仕事をしたいのか。
・どんな時間を過ごしたいのか。
・どんな人でありたいのか。
会社経営をしているようで、実は自分自身の人生について考える機会が増えた。
これが、経営者になって一番良かったことなのかもしれません。
経営者になったからといって、毎日が自由になったわけではありません。
むしろ責任は増えました。
考えることも増えました。
不安になることもあります。
それでも、
「誰と仕事をするか」
「何をするか」
「どう時間を使うか」
「どんな会社にするか」
を自分で考え、決められる。
そして、その結果として誰かに「えんむすびにお願いしたい」と言ってもらえる。
これは、会社員時代には味わえなかった、経営者になって良かったことだと思っています。
※イメージ写真は、ランブリンボーイのモスコミュールです。
